先日こどもの日に行われました、

東京ドームでの国民栄誉賞授与式。

元メジャーリーガー、

そして元読売ジャイアンツの4番、

松井秀喜氏の引退セレモニーとあいまって、

非常に感動的な催しとなりました。


高校野球で大活躍し、

プロ入り。

その読売ジャイアンツでの入団会見で、

他の新人選手が抱負として憧れの選手名や具体的な成績目標を述べる中、

松井は『サッカーや相撲に小さな子供たちの関心が傾きつつあります。

その中で僕はその子供たちに夢を与え、

球場に直接見に来てもらえるような選手になれるよう頑張ります』

と述べました。


私がすごいと思うのは、

18歳という若さにして人に何かを与える人間になりたいと思い、

それを言葉にして公言したということ。

そしてそれを引退するまで実践し続けてきたということ。

メッセンジャーではなく、まさしくジッセンジャー。

言葉にして言うのは簡単だけど、

行動に移して、

やり通すというのは簡単なことではないし、

こだわりがないとできません。


私の18歳といえば、何かを貰うことばかり考えていました。

世間から、学校から、アルバイト先から、

自分が周りに何かを与えるなんてことは考えもせずに、

貰うことばかり考えていました。

しかもいかに楽して。

でもそんな私も一段ずつ階段を駆け上がり、

今は与える側の人間になりたいと強く思っています。

きれいごとを公言して、

それをまっとうしていきたいと思っています。

私が見てきた尊敬できる人はみんなそうです。

貰おう貰おうと考えて、

尊敬できる人はいません。

みなさん見返りを考えずに、

世の中に、

会社に、

与えよう与えようと自然と動いています。


松井秀喜氏もそうですが、

どの業界も一流と呼ばれる人は、

ある種みんな同じ感覚で生きていますよね。


最近スポーツに勉強させられることが多いです。

写真は会社裏に咲く八重桜を、

緑化推進委員が飾ってくれました。

お客様をおもてなしするスペースですので、

いつも助かっています。

ありがとうございます。