昨日のMRPミーティング中にお話しさせてもらいましたが、

思いを現実に変えていく進め方に、

こういう言葉があります。


「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に行動する」


稲盛和夫氏のお言葉です。


昨日はあまりにも計画が楽観的過ぎた。

いろんなことを悲観的に想定し、

そのための準備をしっかりしておく。

こうなった場合の対処を決めておこうとか、

あれもしておこう、これもしておこう。

ありとあらゆることを想定し、

何が起きても対処できるようにしておく。

イチロー選手の試合に臨む前の準備なんかがそうでしょう。

ありとあらゆる準備をする。

だから彼はケガもしないし、

風邪で試合を休んだりなんかしない。


そしてあとは楽観的に行動する。

ここまでやったんだからどうにかなるさっ、という具合いに。

結果に大きく左右されない。

ダメでも次はもっとしっかりした準備をして臨めばいいと。


悲観的な人は、何かを始める第一歩を踏み出しにくいのかもしれません。

楽観的な人は、計画が甘くなり、一つのやり方が崩れると対応できなくなるかもしれません。

悲観的な人は、物事を前に推し進めていく力が出にくいのかもしれません。


これは性格というよりも、

考え方の習慣だと思うのです。

楽観ばかりでも、悲観ばかりでもダメ。

バランスよく身につけておくべきことだと思います。