製造業ならぬとも、

日本では5S活動は多くの企業が取り組んでいる活動です。

5Sとは整理、整頓、清掃、清潔、躾。

なんとなくだが、この『躾』に関して考えてみた。

整理、整頓、清掃、清潔、この4つをしっかりできるように、

いろんな仕組みや仕掛けを作って誰でもできるようにすることが、

いわゆる改善活動の大事な一つなんだろうと思う。

つまりPDCAをクルクル回して、

この4つのSをどんどんより良くしていく。

しかし躾はどうだろうか？！

躾の定義とは「人がきちんと決まりを守るようよい習慣を身につけさせること」

つまり習慣化させるということ。

無意識に誰でもできるような仕組みを作ることが躾ではない。

それでは習慣にならない。

習慣とは仕組みがなくても無意識にできることを言うのだと思う。

つまり無意識・有能。

仕組みで動かされていてはダメだ。

この『躾』だけは、

母親が子供に毎日毎日口酸っぱく同じことを言って躾けるように、

私や各リーダーが愛情を持って従業員を躾ける必要がある。

この『躾け』が会社の文化を造る。

またこの『躾』が4つのSのPDCAサイクルの質を高め、

維持継続していってくれるのだと思う。

どうであろうか。