WANT!
2017年10月18日
池田です。
昨日は2017年第6回目の新人合同研修『WANT』が開催されました。
今回の講師は私!
『生産性』についてお話をさせていただきました。
生産性っていうと工場の話、
製造現場での話って思いがちですが、
そう思ってしまうのが日本人の悪い癖、
アメリカやヨーロッパなどでは、
工場や製造現場と同じように、
いわゆるホワイトカラーの職種の人たちにも、
仕事の『生産性』をものすごく要求されます。
生産性って何?っていうと、
『労働者が生み出す成果』の事ですが、
生産性が高いというのは、
より少ない投入額(時間や人や物)で求められる成果をあげるとか、
決められた投入額で求められた以上の成果をあげることです。
今の日本では残業の多さが問題になっていますが、
その一つの要因は生産性っていう概念が頭にないからだと思います。
成果ばかりを考えてしまって、
そこまでのプロセス、
いかに効率良く少ない投資で成果をあげるかという生産性を評価する概念が乏しい。
むしろ毎日遅くまで残業して、
踏ん張って踏ん張って成果をあげた人を美徳するような風潮ありませんか?
『生産性』の概念からするとそれはアウトです。
特にメディアで取り上げられる職種って、
日本の場合、製造業ってほとんど聞いたことありません。
営業職や接客業、サービス業メインの会社がほとんどじゃないですか?
そんな話をさせていただきました。
生産性が向上する=成長しているってこと。
生産性が高い人=仕事ができる人。
少ない投資でいかに成果を最大化するか、
人口の高齢化が進み、
生産人口が減る中、
日本人の働き方の変革って大きな課題だと思っています。
思わず熱がこもって、
写真撮り忘れたし、
今朝は喉が痛かった。笑
お疲れ様でした!