慣れとはなんとも難しい言葉だが時としてよい意味でもあり悪い意味でもある。
仕事に慣れることは非常にいいことだが、そこから生まれる甘えに似た感情に注意してもらいたい。

入社間もない頃は右も左もわからず一生懸命仕事に慣れようとするでしょう。失敗しないようにと危機感を持って仕事に取り掛かっていると思います。

1年が過ぎ2年が過ぎ仕事にも職場にも慣れてきたとき、あなたはどうなっていますか？仕事が手抜きにも似た惰性になってませんか？仕事への取り組む姿勢は慢心に似た余裕を持ちすぎていませんか？

ある程度仕事になれ最低限の危機感がなくなったとき一番注意しなくてはいけない。
社会人としてのターニングポイントだ。ここで更に向上心を持って技術をつかみにいくのか、更にいろんな情報を得て仕事の幅を広げていくのか、もしくは馴れ合いの中で楽を覚え、ただ仕事をこなすだけの人間になるのか。更にやっかいなのがやる仕事を選び出すタイプの人間だ。こういうタイプは嫌な仕事は避けて通ろうとする。

今の自分自身を客観的にみてどうですか？いい社会人に向かっていますか？
決して仕事や職場を悪い意味での慣れによる馴れ合いの場に変えないように注意してくださいね。