生産性
2017年2月9日
池田です。
『生産性』
このワードは今後の日本の企業において、
何よりも優先される言葉になると思う。
昨日は今年初めての人間力塾を、
初めて新社屋で開催いたしました。
雰囲気がええね。
お題は『生産性』
『開始時刻にルーズなイタリア人と、終了時刻にルーズな日本人には何の違いもない』
この価値観が腑に落ちないといけないと思う。
我々日本人は開始時刻には『5分前集合だ』とか、
『一人が遅刻するとみんなの貴重な時間が奪われる』とか厳しい事言うけど、
終了時刻が延びる事に関しては、
不満に思っていても我慢する事が当たり前のような、
むしろ時間を延ばしても頑張っている事が美徳のような価値観がある。
この価値観が変わらないと日本企業の長時間労働問題は変わっていかないと思う。
終了時刻が延びるってこともみんなの貴重な時間が奪われていると同等です。
この価値観をもとに、
昨日学んだことは残業を強制して減らすのではなく、
『生産性』を高めて残業を減らすということを、
一人一人が取り組まなければいけないということです。
生産性が低いまま、
法律で労働時間を縛っても、
生産性が低いんだから、
単純に企業の売上げが下がって、
企業活動の本来の目的である営利活動ができなくなる。
もしくは法をかいくぐって、
見た目だけよくした、
本質は何も変わっていないやり方をする経営者が増えるだけのように思う。
まずやるべきは生産性を上げること。
『成長する』=『生産性が上がること』
『仕事ができる人』=『生産性が高い人』
この概念に頭の中をシフトチェンジして、
会社としては投資していかなければいけないと、
強く学ばせていただきました。
この本、
ぜひ読んでみてください。
どの社会人にも共通して学べる本です。