優しさ
2008年1月7日
ある本からの抜粋です。
【僕は技術者には『優しさを学べ』と言っています。
これは学生時代に恩師から学んだことです。
当時『お前は優しくないから、技術者としては大成しない』と指摘されたことがありました。
自分では、人に対して十分優しいと思っていましたから、もしかしたら僕の才能に対するジェラシーなんじゃないかと、恩師の言葉を素直に受け入れることができなかった。
しかし、いまは恩師が伝えようとしていたことがよくわかる。
どういう意味かというと、優しくない人というのはつまり不注意なのです。注意深く物を観察するには、謙虚さがなければできない。とんがっているだけの人間は、確かに才能を示しますけれども、思い上がっているから他人の言うことをきちんと聞かない。だから相手の真意を正しく理解することができない。それは人間としてのバランスを欠いているということなのです。
恩師は『周囲をきちんと見ろ』と僕に言いたかったのでしょう。『謙虚さを知れ』『注意深く物事を見極めよ』『他人の意見に素直に耳を傾けろ』と】
我が社の物づくりにおいても上記のような視点は欠かせないでしょう。
あえて言えば、この視点からみれば我が社には足りないものだらけです。
ですが逆に言うならば、このような重要な視点に早く気づき、それを行動に移せればまだまだ社会人としてまたは企業として伸びシロがあるということです。
自分で見て、自分で気づくということが重要なのです。
これもまたすぐにできるわけではありません。
日々の積み重ねです。
【僕は技術者には『優しさを学べ』と言っています。
これは学生時代に恩師から学んだことです。
当時『お前は優しくないから、技術者としては大成しない』と指摘されたことがありました。
自分では、人に対して十分優しいと思っていましたから、もしかしたら僕の才能に対するジェラシーなんじゃないかと、恩師の言葉を素直に受け入れることができなかった。
しかし、いまは恩師が伝えようとしていたことがよくわかる。
どういう意味かというと、優しくない人というのはつまり不注意なのです。注意深く物を観察するには、謙虚さがなければできない。とんがっているだけの人間は、確かに才能を示しますけれども、思い上がっているから他人の言うことをきちんと聞かない。だから相手の真意を正しく理解することができない。それは人間としてのバランスを欠いているということなのです。
恩師は『周囲をきちんと見ろ』と僕に言いたかったのでしょう。『謙虚さを知れ』『注意深く物事を見極めよ』『他人の意見に素直に耳を傾けろ』と】
我が社の物づくりにおいても上記のような視点は欠かせないでしょう。
あえて言えば、この視点からみれば我が社には足りないものだらけです。
ですが逆に言うならば、このような重要な視点に早く気づき、それを行動に移せればまだまだ社会人としてまたは企業として伸びシロがあるということです。
自分で見て、自分で気づくということが重要なのです。
これもまたすぐにできるわけではありません。
日々の積み重ねです。